とりあえず、見てきましたよ、パイレーツオブカリビアンの第3作AT WORLD'S END!!
ほんと一年ぶりの映画館……。
これでも昔は映画に憧れていた映画小僧だったんですが全く情けないもんです……(苦笑)。
その久しぶりの映画がパイレーツオブカリビアンだってのも幾分情けない気もしますが、とりあえず170分の超大作飽きずに楽しめましたよ!!
当然のように尻切れトンボに終わった前回の後を受け、ロックンロールな海賊ジャック・スパロウを主人公にカリブ海からアジア、そして“世界の果て・ワールドエンド”へと舞台を広げ、なかなかロックなアドベンチャーをみせてくれましたよ!!
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ、いつもの通りの良い味出してくれてるんですが、エリザベス・スワン役のキーラ・ナイトレイがとにかくかっこよかったですね。
一作目で初めてキーラ・ナイトレイを見た時なんて魅力のないヒロインだと、がっかりしながら見てたものですが、作を追う事に魅力的になり、本作では主役のジョニー・デップを喰わんとする勢い!!
キーラ・ナイトレイほんとに素敵な女優です!!
オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナー、役割的に仕方ないのですが、本作では、ちょと押さえた感じ、まあかっこ良いんですけどね(笑)!!
とにかくこのワールドエンドでは、脇を固める連中が中々良くて、主役がジャック・スパロウだと言う事を忘れてしまうほど!!!
とくに今回はジェフリー・ラッシュ扮する、キャプテン・バルボッサ、かっこよくてジャック・スパロウとのせめぎ合い全然負けてませんね!!
ほかにもアジア人海賊役でチョウ・ユンファ、ジャックの父親役にキース・リチャーズ、何てのもありますね!!
しかし、キース・リチャーズまるっきりそのまんまと言うか……(絶句)。
ロックンローラーなんてまさに海賊みたいなもんだと言う事でしょうか(大笑)!!
ジョニー・デップがこのパイレーツオブカリビアンでジャック・スパロウを演じるにあたりキース・リチャーズを参考にしたと言う事は有名な話し、そのキース・リチャーズがジャクの父親役でロックンローラーそのまんまで出て来ちまったらもうお手上げですよ(大笑)!!
マジ誰もかないません(大笑)
他にも魅力的な役者いっぱいいたな。
ナオミ・ハリス扮するブードゥーの女呪術師ティア・ダルマ、これ僕のお気に入りキャラ(笑)!!
しかし今回何が一番かと言うとなんと言うってもキャプテン・バルボッサのペットの猿のジャク!!!
この作品の一番の名優ですね!!
アカデミー助演賞決定です(笑)!!!
こんな素敵な役者達が前作を超える予測不可能なストーリー展開で大暴れと言うところですかね!!!
ただどんでん返しも多く、物語を太いうねりで見る、ワクワクドキドキしどうしのアドベンチャーからはちょと外れてるかな……。
まあ三時間と言う長丁場、イケイケばかりじゃ行けないし。
その分幻想的な素敵な映像も沢山あり楽しめました。
特に海の墓場、波の下を無数の死体が流れていくビジュアルとか、世界の果ての砂浜に乗り上げたブラック・パール号のシーン、石が蟹になって行く奴なんかかなり良いですね
結構ゴス受けもしますよ(笑)!!!
なんかこうなって来ると第四作がなんて馬鹿な事思っちゃうのは僕だけでしょうか!!