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最後のアングラの砦 水族館劇場 花園神社にて!!
水族館劇場 花園神社で観て来ました。
!!

先程娘と新宿花園神社に、最後のアングラ劇団『水族館劇場』を観て来ました。

『水族館劇場』、その存在は、今や絶滅危惧種となったアングラ演劇の最後の伝承者として、今や文化人の指示と注目を集め、座長であり、演出家であり、座付き作家の桃山邑は、近頃大学での講義、講演などに引っ張り出されるなど、ずいぶんアカデミックに活動してます。

しかしその正体は、結局流浪の河原者、小屋さえ建てれば、やりたい放題、治外法権当たり前のパンク演劇、そんな水族館劇場、昨年に続き、再び花園神社での公演です。

花園神社と言えば、アングラ芝居の聖地、 昔から行われていた、見世物小屋の流れを汲むかのごとく現れた唐十郎の赤テントは、この花園神社の地に、深く根を張り、テント芝居と言う河原者の観点から既成の演劇に牙をむき、その存在は其の後の日本の演劇に大きな影響を与えました。
其の後花園神社は、はみだし劇場、新宿梁山泊、その他、名だたるアングラ劇団が、公演、
その異空間に、独自の演劇世界を現出させ、正に花園神社は、アングラ演劇の聖地と成りました。
そんなアングラの聖地花園神社に、昨年春から、我が親愛なる『水族館劇場』も、その名を連ね、公演をする事と成りました。

其れまで、東京での公演場所が無くなり、一時は完全に活動停止状態にまで陥った水族館劇場、ベテラン俳優達の離脱もあったものの、アングラの聖地での公演と言う、有り余る再スタートに、見事に復活を見せ、水族館劇場花園神社からの新しい時代を歩み始める事が出来ました。

そんな水族館劇場が今年もあの花園神社で、春の公演を敢行する事と成りました。
ある意味では、水族館劇場も、アングラのメジャーと認められた様なものです。

水族館劇場は、過去には、馬が出て来たり、飛行機が落ち、列車が はしり、巨大な船が現れたたり、何トンもの水が頭上から鉄砲水の如く砕け落ちたりと、
常に、非常に大掛かりな舞台装置によるスペクタクルな展開を見せ、既存の劇場空間では不可能な、野外劇ならではの驚愕の演出を繰り広げて来た、超絶アングラ芝居、
そんな荒唐無稽なアナーキー芝居が神社のど真ん中で繰り広げられるなんて、ある意味其れ自体が信じられない、あり得ない事なんですよ!!


今回の公演は、2018年4月5日初日
?4/5〜9・4/12~18 二週にわたり全12日間興行!! 
もう、後半戦に入り、残る処5日、下手すると見逃す処でした。   
今回の題目は、 新宿花園神社 春の陣!!
「望郷オルフェー来たるべき追憶の後にー」
脚本、演出は、我が友 桃山邑。
2回目となる花園神社公演で、どんな芝居を見せてくれるか、正に楽しみな処で御座います。
そんな訳で、本日土曜日に訪れた水族館劇場、実は、昼に座長の桃山に電話した時、『全然客が入らない……』と嘆いていたので、些か心配して花園神社の鳥居をくぐりました。
ましてや、雨もぱらつく天気、マジやばいかなと思い整理券を見たら、174番げっ、後ろや……(笑)!!
開演30分前でのこの番号、これは、今日はお客大丈夫じゃんと、思いつつ、娘と周囲をぶらぶら。
七時からは、恒例の劇場外での顔見せの無料芝居のスタート。

顔見せ舞台の方に、客が集まりだしていました。
僕は貰いませんでしたが、観客には、ピニールの白いカッパが配られたみたいです。
今日は200以上は、いるな、大丈夫みたいです(笑)!!

で、顔見せ芝居を前に、雨もやんで、 七時を五分ほど回って顔見せ芝居のスタート。
恒例の座長桃山自らの、開場前のアナウンス!!


スクリーンには、3.11の津波の映像が流れ、否が応でも、緊張感が張り詰めていきます。 そして、薄暗がりに、フクロウを手に現れた、水族館劇場の女帝 、時空超越女優 千代次。

彼女の存在こそが、水族館劇場の時空超越の鍵、彼女の悪夢巡りの迷宮譚こそが、水族館劇場が辿りつづける迷宮そのものなのかも知れない。

7、8メートルの高さに乗り上げた、漁師の小船から溢れ落ちる激しい水しぶきに晒されて水の劇場の住人達は、脈絡も無さげに、迷宮の呪文を唱え始める。

突如夕闇の天空に現れたクレーンにつるされ、空中ブランコの少女、

原発、新興宗教、津波、
時空の螺旋に翻弄される日本古来の民族と流れ者、


国家の意思とその利権の暗躍、
またもや、摩訶不思議な多次元劇芝居のプロローグが、繰り広げられました!!
この顔見せ芝居で、客も役者も、テンション上がって行くんですよ!!
さあ、無料芝居はここまで、
木戸銭払った客は、ここからテントの中に、
役者共々抜け出す事のない、
迷宮劇の水底へと呑み込まれていきます。

ネタバレになるといけないので、話しはここまでに、しておきますが、今回もしっかり見せてくれましたよ!!
感じたのは、役者の著しい成長。
昨年看板俳優達の離脱を乗り切って来た、現役者陣達の自信が、今回の芝居をしっかりと支え、花園神社での芝居に決して泥を塗らぬ体当たり芝居を見せてくれていました。
特に女性陣凄いです!!
ファニーさん、狂気(笑)!!
石井理加さん、美人です!!
空中ブランコ少女本物ですよ!!
そして、千代次さん、鉄板の千代次節を力強く演じてくれます。


今、水族館劇場女性陣が凄いです(笑)!!

そして当然ながら、今回も危険な大スペクタクル芝居、度肝を抜いてくれましたよ!!

やはり水族館劇場は、命がけのスペクタクルなんですよ!!

役者達の年齢を考えると、本当に頭がさがります。

芝居終わりには、テント内で恒例の打ち上げ!!

久々の桃山の元気な姿になんか嬉しく成りました(笑)。
小さい時から、水族館劇場を見ている娘ですが、昨年は見られなかったので、花園神社での水族館劇場の勇姿に大満足!!


皆さんお疲れ様でした!!
さあ、そんな水族館劇場、残るは、日、月、火、水の四公演のみ。
こんな芝居、もう水族館劇場が無くなったら見られませんよ!!
興味を持った方は、こちらをチェック!!

http://suizokukangekijou.com/information/2018_hanazono.html

そして、花園神社の鳥居をくぐって下さい!!
其処には見た事も無い世界が待ってますよ!! そして、もう、あなたは、アングラの闇から抜け出せなくなりますよ(笑)!! まあ、皆さんマジ行ってみて下さい!!
僕も最終日までに、もう一回行きたいな!!

と言う事で、花園神社で、最後のアングラ劇団『水族館劇場』を見て来たジュネ様でございました!!




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