30日には又、悲しいニュースが世界を駆け巡った。
30日、イスラエル軍はレバノン南部のカナを空爆、子供37人を含む54人を殺害した。
しかもこの空爆を受けた建物は完全に民間の建物であったとの事。
まあイスラエルにとっては、相手はイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラであるので、最初から公的施設が目標でなかったのかもしれないが、しかし酷い話しである。
しかしアラブの地、勿論この場合イスラエルもふくまれるが、この地に平和が訪れる事が無くなってもう半世紀以上になろうとしている。
第二次大戦前の植民地時代、から考えると100年以上血が流れ続け、今だ渇く事など無い。
十字軍の頃から考えれば一体どれだけの命が失われたのだろう。
しかしこの地で流された血のほとんどは民族と宗教の名のもとに神に捧げられた尊き代価であった。
もし、この地に一神教が生まれ無ければ、この地にこんな惨たらしい惨劇がエンドレスに続く事もなかったのでは、ないだろうか。
元々原始宗教には多神教が多く、多神教国家は宗教にたいして寛容な面も多々ある。
しかしユダヤ教ができ、後にユダヤの民ヨセフの子イエスがキリスト教を説く。
このキリスト教、排他的選民意識の強いユダヤ教の教えに平等と愛と寛容をプラスしたもの。
ご存知の通り、聖書は新約聖書と旧約聖書から出来ていますが、旧約聖書は元々ユダヤ教の聖書だったもの。
そして600年後、最後の預言者ムハンマドがイスラム教を確立。
ムハンマドはユダヤ人ではありませんが、何故最後の預言者と言うか知ってますか?
これは、アブラハム、モーゼ、イエスにつぐアラブの最後の預言者と言う意味。
結局ユダヤ教、キリスト教の流れをつぐ物と言う事か。
何せムハンマドは大天使ガブリエルからアラーの啓示を受けたとの事。
もはやルーツは同じ!
しかもこのイスラム教、最初は多神教でマナート、アッテート、アル・ウッザーなんて神様がいらしたようですが、その後キリスト教の影響を受け、一神教に、そして偶像崇拝の否定を打ち上げ今のイスラム教ができたとの事。
なんか、東洋の片隅にいる多神教の僕なんかにとってはみんな兄弟みたいな物に思えますが、何せキリスト教にしてみれば、イエスを売ったのはユダヤ人、ユダヤ人にとってはイエスは裏切り者、イスラム教にとってはアラー以外の神は認め無い、アラーの教えは絶対です。
しかも、ユダヤ人が金にあかしてイスラエルなんて国を勝手に建国したおかげで、もうアラブはめちゃくちゃ、年がら年中テロと戦火の絶えない世界になってしまいました。
ここで重要なのは、アメリカとユダヤの関係ですね。
はっきり言って世界を動かしているのはユダヤマネーです。
第二次大戦の後ユダヤにイスラエル建国を約束したのはアメリカです。
勿論アメリカがユダヤマネーによって動いているからです。
実はヒットラーに金の援助をしていたのはユダヤだと言う話しもあります。
それどころかヒットラー自身がユダヤ人だと言う説も。
それが何故ユダヤ人の虐殺をと言う事になりますが、ユダヤ人にとってはユダヤ国家の建国はユダヤ人全ての悲願であり、神から約束されて来た到達点なのです。
永き時を放浪し続けたユダヤの民が最後ヒットラーと言う悪魔によって百万人以上が殺され、このいけにえの死体の元についに悲願の建国をはたす。
これがもし全て計画的に行われた事だとしたら恐ろしい事です。
しかし、ここまで言ったらほとんど僕の妄想の世界の産物なので笑ってやって下さい。
その上ここにフリーメーソンなんか持ってきちゃたら大変な事になるので止めときますが、イスラエルの建国、僕は単なるシオニズムでかたずける訳にはいきません。
だからアメリカはアラブをテロリスト扱いしても、決してイスラエルを犯罪者扱いする事は無いでしょう。
これからもアラブの地に血が流れ続けるでしょう。
これはひょっとすると、アウシュビッツでいけにえにされたユダヤ人の呪いかも。
いずれにしろ神だ,国家だ、民族だ,と言う綺麗事の為に子供達が殺され続けるのだけは、もう終わりにして貰え無いだろうか!
どんな神様でもいい助けて遣ってくださいよ!